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1990年代

1995年の主要な映画(dvd)12

1995年の主要な映画(dvd)12

■ヨーロッパ映画

◆フランス映画

★「フランスの女」 監督:レジス・ヴァルニエ
※第二次大戦から植民地戦争までのフランスを舞台に愛のみに生きようとした女の姿を、アラン・ル・アンリ、レジス・ヴァルニエの脚本、フランソワ・カトンネの撮影、パトリック・ドイルの音楽で描いたラブ・ロマンス。
1939年、ジャンヌ(エマニュエル・ベアール)は軍人のルイ(ダニエル・オートゥイユ)と結婚したが、結婚後2ヵ月でルイは第2次大戦に出征した。ジャンヌは姉エレーヌ(ローランス・マスリア)と帰還兵の世話をしながら、夫の帰りを待っていた。そんな彼女の前に、捕虜収容所でルイと一緒だったと言う帰還兵のアンリ(ガブリエル・バリリ)が現れ、やがて2人は深い仲になる。戦争が終わり、ルイが帰ってきた。ジャンヌは彼女を愛するルイの言葉に自分の愚かさを知り、夫婦は再び愛を確かめ合った。その後、ジャンヌは双子の男女を産むが、もしやアンリの子ではと疑う周囲の目を避けるため、2人はこの地を離れることを決意。1946年、戦後間もないベルリンで、彼らの新生活がスタートし、3人目の子供も誕生した。そんな時、大家の息子マチアスがジャンヌに積極的に求愛するが…。

★「プロヴァンスの恋」 監督:ジャン=ポール・ラプノー
※ジャン・ジオノの小説「屋根の上の軽騎兵」を、ジャン=ポール・ラプノー、ニーナ・コンパネーズ、ジャン=クロード・カリエールの脚本、ティエリー・アルボガストの撮影、ジャン=クロード・プティの音楽で映画化したラブ・ストーリー。
1832年7月、騎兵隊大佐アンジェロ(オリヴィエ・マルティネス)は、イタリアの解放と統一を目指すカルナボリ党員だったが、オーストリアの弾圧を逃れてフランス・プロヴァンスに亡命していた。だが、幼なじみの裏切りで、オーストリア秘密警察の執拗な追跡を受ける彼は、仲間が大勢いるマノスクへ向かう。旅の途中に立ち寄ったコレラが蔓延する村で、患者の治療にあたっていた医者(フランソワ・クリュゼ)も感染し、彼の前で息絶えた。マノスクに着くと、よそ者のアンジェロは「泉に毒を入れた」と追い回され、警察に連行される。だが署長(ジェラール・ドパルデュー)は我が身の安全のために逃げ出した。屋根の上に隠れたアンジェロは、夜になって建物の中に降りると、謎めいた美しい貴婦人ポーリーヌ(ジュリエット・ビノシュ)と出会い…。
> YouTubeのLe Hussard sur le Toit Trailer - Juliette Binoche 1995

★「ペダル・ドゥース」 監督:ガブリエル・アギヨン
※ゲイの男と魅惑的なゲイ・クラブの女オーナーの恋を、ガブリエル・アギヨンの脚本、ファビオ・コンヴェルシの撮影で描いたコメディ。
アドリアン(パトリック・ティムシット)は昼は有能なビジネスマンだが、夜はエヴァ(ファニー・アルダン)の経営するクラブへ通うペダル(ゲイ)だった。ヨーロッパ銀行頭取アレクサンドル(リシャール・ベリ)との大事な商談の日に、夫人同伴で、と夕食に誘われ、彼はエヴァを妻に仕立てて出席する。会食が始まり、奔放なエヴァはアレクサンドルの堅物の姉クレールといさかいを起こして席を立ち、その後を追ったアレクサンドルは強引に唇を奪う。アレクサンドルは謎めいたエヴァの虜になり、エヴァを食事に誘い、ついに彼女の店とは知らずにクラブに足を踏み入れる。そこには彼の部下でゲイのアンドレ(ジャック・ガンブラン)が、ストリップを演じていたが…。
> YouTubeのpedale douce

★「ボクサー・最後の挑戦」 監督:ベルナール・ノエール
※敗北続きのボクサーとペテン師の珍道中を、ベルナール・ノエールの脚本、パトリス・ウィエスの撮影、ベンジャミン・ラファエリ、カミュ・ルスタンの音楽で描いたロード・ムービー。
負け続けの中年ボクサー・パトリック(ジャン・レノ)は引退を決意し、移動ピザ屋を経営する従兄弟がバカンスに出かける間、店を預かることから新生活をスタートさせようとする。無一文で部屋を追い出されたパトリックは、バーで三流詐欺師のナタニエル(クリスチャン・シャムタン)と出会う。彼は商売上のいざこざから、早々に町を離れなければならなかった。人生の負け犬同士としてすっかり意気投合したふたりは、北フランスのルーベから南仏のナルボンヌまで、一緒に車で旅をすることになるが…。

★「リディキュール」 監督:パトリス・ルコント
※フランス革命直前のヴェルサイユ宮殿での貴族たちの権力闘争を、レミ・ウォーターハウスの脚本、ティエリー・アルボガストの撮影、アントワーヌ・デュアメルの音楽で描いたコスチューム・ドラマ。
ドンブ地方の沼沢地の領主、ポンスリュドン(シャルル・ベルリング)は疫病の元凶である沼の干拓計画の陳情でヴェルサイユへやってきた。彼は盗賊に襲われ意識を失ったところをベルガルド侯爵(ジャン・ロシュフォール)に救われる。宮廷の内情を知り尽くすベルガルドはポンスリュドンに無駄なことはやめて故郷に戻るように言うが、宮廷のサロンで、ポンスリュドンの卓越した機知に気づき、彼の後見人になる。宮廷の実力者バイヤック伯爵夫人(ファニー・アルダン)は機知に富んだ会話の名手だったが、愛人のヴィクール司教(ベルナール・ジロドー)と互角に渡り合ったポンスリュドンに魅かれる。ベルガルドの娘マチルド(ジュディット・ゴードレシュ)は年老いて裕福なモンタリエリ(ベルナール・デラン)と婚約していたが、ポンスリュドンと彼女は互いに魅かれあい…。
> YouTubeのRidicule

★「ロスト・チルドレン」 監督:ジャン=ピエール・ジュネ
※近未来を舞台に見せ物小屋の怪力男と気丈な少女が繰り広げる冒険を、 ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ、ジル・アドリアンの脚本、ダリウス・コンジの撮影、アンジェロ・バダラメンティの音楽で描いたファンタジックなSF。
近未来、港町で子供の失踪事件が続発するが、実は町の一つ目教団が、沖合の奇妙な実験室に住む天才クローン人間クランク(ダニエル・エミルフォルク)に夢を見させるため、誘拐していた。サーカスの怪力男ワン(ロン・パールマン)の幼い弟ダンレー(ジョゼフ・ルシアン)も誘拐される。そんな時、ワンは9歳のミエット(ジュディット・ビッテ)率いる孤児の泥棒団に出会う。彼女たちは孤児院を経営するシャム双生児の姉妹の支配下にあり、ワンも腕力を買われて一味に入らされる。ミエットはワンの弟探しに同情して、二人は一つ目教団の本拠に潜入するが…。
> YouTubeのLa cit des enfants perdus ロストチルドレン

◆イギリス映画

★「いつか晴れた日に」 監督:アン・リー
※18世紀の女流作家ジェーン・オースティンの小説「分別と多感」を、エマ・トンプソンの脚本、マイケル・コールターの撮影、パトリック・ドイルの音楽で映画化した英・米合作のラブ・ストーリーで、エマ・トンプソンがアカデミー賞の脚色賞を受賞した。
19世紀初頭、イングランド・サセックス州にあるノーランド・パークの主人ダッシュウッドは、先妻との長男ジョン(ジェームズ・フリート)に、現在の妻ダッシュウッド夫人(ジェンマ・ジョーンズ)と3人の娘たちの世話を託して死ぬ。ジョンは彼女らの世話をしようとするが、強欲な彼の妻ファニー(ハリエット・ウォルター)がそれを阻止し、父の遺言は反故にされる。ファニーはノーランド・パークに乗り込み主人風を吹かせ、ダッシュウッド夫人らを新しい家に追い立てようとする。分別ある長女エリノア(エマ・トンプソン)は礼を尽くすが、多感な次女マリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)はあからさまに嫌悪の表情をみせ、三女マーガレット(エミリー・フランソワ)は隠れてばかりいる。そんな時、ファニーの弟エドワード・フェラース(ヒュー・グラント)がパークを訪れ…。
> YouTubeのSense and Sensibility Trailer

★「ウェールズの山」 監督:クリストファー・マンガー
※第一次大戦後のウェールズの村での丘の測量をめぐる騒動を、クリストファー・マンガーの脚本、ヴァーノン・レイトンの撮影、スティーヴン・エンデルマンの音楽で描いたコメディ。
1917年の日曜日に、ウェールズの村を二人のイングランド人技師、ジョージ・ガラード(イアン・マックニース)とレジナルド・アンソン(ヒュー・グラント)が訪れた。彼らはその村の山、フュノン・ガルウの測量にやって来たのだった。二人は好色モーガン(コーム・ミーニー)の宿屋に泊まるが、測量の噂はたちまち村中に伝わり、フュノン・ガルウの高さをめぐる話題でもちきりとなり、賭けまで行われる。フュノン・ガルウは、歴年侵略者から村を守ってきた村人の誇りだった。だが測量の結果、フュノン・ガルウは標高299メートルで、丘であることが分かり、村は大騒ぎとなる。山と認められるには、標高305メートルが必要だった。村人たちは集会所で事態を話し合うが、モーガンと彼と犬猿の仲のジョーンズ牧師(ケネス・グリフィス)の提案に、村人は賛成するが…。
> YouTubeのThe Movie of Hugh Grant - The Englishman Who Went Up a Hill, But Came Down a Mountain

★「ゴー・ナウ」 監督:マイケル・ウィンターボトム
※難病にかかり自暴自棄になった男が恋人に支えられ希望を見出していく様を、 ポール・ヘンリー・パウエル、
ジミー・マクガヴァーンの脚本で描いたドラマ。
スコットランドの美術装飾職人ニック(ロバート・カーライル)は、サッカーチームで活躍する花形選手で、週末には気の合う仲間達とゲームを楽しんでいた。ある夜バーで知り合ったカレン(ジュリエット・オーブリー)と意気投合し、同棲を始める。些細な諍いを繰り返しながらも幸せな生活を築き上げていったが、ある日、二人の前に難題が立ちはだかる。視力の低下と手のしびれを訴えるニックに、医者が下した診断は「多発性硬化症」という原因の分らない難病で、あらゆる中枢神経の障害を起こす危険があり、治らない可能性も高いという。そしてニックは仕事も愛するサッカーも失い、懸命に看病するカレンにも気兼ねして八つ当たりするようになる。そして彼の両親の暮らすグラスゴーに戻る日、二人に決定的な瞬間が訪れ…。
> YouTubeのGo Now Trailer

★「シャロウ・グレイブ」 監督:ダニー・ボイル
※共同生活を送る3人の若者が突然手にした大金により均衡を崩していく様を、ジョン・ホッジの脚本、ブライアン・テュファーノの撮影、サイモン・ボスウェルの音楽で描いたサスペンス。
グラスゴーで共同生活をするジャーナリストのアレックス(ユアン・マクレガー)、医師のジュリエット(ケリー・フォックス)、会計士のデイヴィット(クリストファー・エクルストン)は、もう一人のルームメイトを探しているが、三人の趣味に合った人物はなかなか見つからない。結局、自称作家のヒューゴー(キース・アレン)をジュリエットが気に入り、同居人になったが間もなく、彼が自室で死んでいるのが見つかる。そして、死体と共に麻薬と大金の詰まったスーツケースが残された。アレックスの提案で三人は警察には通報せず、死体は顔と指紋を破壊して森に埋め、大金を頂くことにした。ジュリエットとアレックスは有頂天になるが、デイヴィッドは次第に病的な傾向を見せ、金を屋根裏に隠して自分もそこに住み込み始め…。
> YouTubeのShallow Graves

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