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1990年代

1995年の主要な映画(dvd)22

1995年の主要な映画(dvd)22

◆日本映画

★「難波金融伝 ミナミの帝王劇場版V 甘い罠」(難波金融伝 ミナミの帝王 DVD COLLECTION Vol.2所収) 監督:萩庭貞明
※バブル崩壊後に台頭してきた悪質な不動産屋と競売屋に戦いを挑む萬田銀行の面々の活躍を、渡辺千明の脚本、三好和宏の撮影で描いた劇場版シリーズ第5弾。
親からもらったビルを抵当に借金をしては遊びまくっている放蕩青年・志垣(沖田浩之)は、「東洋ファイナンス」への借金を返済するため、競売にかけられる林田ビルに入っているスナックのママと共謀して、梅子(梅垣義明)の先輩オカマ・花江(井上茂)から1,000万円を騙し取った。だが、それだけでは返済金額に不足で、志垣のビルも借金のかたに競売にかけられることになった。萬田銀行でも志垣には多額の貸金があり、抵当のビルを差し押さえられては貸し倒れとなってしまうため、なんとかそれを阻止しようとしていた。ところが、林田ビルの一件を調査していた萬田銀行の面々は、そのビルを超安値で落札した「KYOEIエンタープライズ」が、東洋ファイナンスのダミー会社であることをつきとめ、しかも東洋ファイナンスが悪質な競売屋であることも知った。騙された花江のこともあり、萬田銀次郎(竹内力)は、ついに東洋ファイナンスを潰すために立ち上がる。
>ダイジェストです⇒ YouTubeのThe King Of Minami - Riki Takeuchi - 難波金融伝 ミナミの帝王 竹内 力

★「難波金融伝ミナミの帝王劇場版VI偽装結婚」(難波金融伝 ミナミの帝王 DVD COLLECTION Vol.2所収) 監督:萩庭貞明
※ジャパユキさんの偽装結婚を斡旋する悪徳業者と萬田銀行の面々の勝負を、石川雅也の脚本、三好和宏の撮影で描いたシリーズ第6弾。
借金をしてはコゲつかせている津川(松本竜介)は、金貸しの吉永(大杉漣)から戸籍を貸せば借金はチャラにするという話を持ち掛けられ、会ったこともない台湾人の女・リンダ(ルビー・モレノ)と結婚させられる。やはり津川に金を貸していた銀次郎(竹内力)は、津川が結婚したという情報を聞いてリンダの元へ借金を取り立てに行った。しかし、リンダは津川には会ったこともなく、さらに彼女もクラブ「乱」のママ・麗子(春やすこ)に多額の借金があり、それどころではなかった。津川の返済期日の日、再びリンダの元を訪れた銀次郎は、リンダが姿をくらましたと麗子から聞かされる。だが、麗子に胡散臭いものを感じた銀次郎は、ウラがあると睨んで調査を開始する。そんな矢先、竜也(大森嘉之)が半殺しにされた。怒った銀次郎は、「乱」に潜り込んだ佳子(可愛かずみ)から、麗子と吉永がグルになって、ジャパユキさんの偽装結婚を斡旋して利益を貪っていることをつきとめる。さらにリンダの居場所を突き止めた銀次郎たちは…。

★「難波金融伝 ミナミの帝王スペシャル劇場版 ローンシャーク…追い込み」(難波金融伝 ミナミの帝王 DVD COLLECTION Vol.3所収) 監督:萩庭貞明
※計画倒産を巡る取り立てバトルを、石川雅也の脚本、三好和宏の撮影、アトリエ・シーラの音楽で描いた劇場版シリーズの第7弾。
アメリカで事業に失敗した千脇康之(高杢禎彦)は、マフィアに追われミナミへ舞い戻った。千脇の昔の女・笙子(喜多嶋舞)は、老舗呉服屋の若旦那・牧野(西川忠志)と結婚が決まるが、披露宴会場に銀次郎(竹内力)と舎弟の竜也(大森嘉之)が現われ、笙子がホステスだった頃の借金を取り立てていく。それがもとで離縁された笙子は、千脇とヨリを戻し彼に儲け話を持ちかけた。彼女の客だった加東(佐藤B作)が、名義は千脇のしてエステサロンの共同経営者にならないかというのだ。やり直したい千脇は、自分の分の支度金1,000万を用意するため、笙子に紹介された銀次郎から金を借り受ける。やがて開店したエステは、入会金のクレジット契約をした会員も100名を越える盛況ぶりだった。すると加東は、店を計画倒産させ入会金を折半しようと千脇に持ちかける。支度金より多額の金が手に入ると知った千脇は同意して計画倒産するが…。

★「日本製少年」 監督:及川中
※殺人を犯した少年と心臓にペースメーカーを埋め込んだ少女の愛と死を、及川中の脚本、山本英夫の撮影、二見裕志の音楽で描いたバイオレンス・ラブストーリー。
父親をゴルフクラブで殴り殺そうとした過去がある田中大和(大沢樹生)は、粗末なアパートの一室で暮らしている。失業中の大和はアルバイト探しを続けていたが、ある日池袋駅前でティッシュ配りをしている少女・薫(嶋田香織)と出会った。大和は強引に薫に近付くが、二人はお互いの孤独と絶望を感じる。ティッシュ配りの仕事をしたいと思った大和は薫の事務所へ行くが、そこは売春とトルエンの売買を本業としていた。事務所にいたエリ(庄司真理)は拳銃を持っていて薫に手渡したりする。薫は心臓の病気で胸にペースメーカーを埋め込んでいて、ペースメーカーの電池が間もなく切れるという。事務所で大和と体を重ねようとしても薫はペースメーカーのためドキドキしないと言う。事務所の社長・松浦(鈴木一功)は、ヤクザの気配をさせながら、事務所の少女達を家族の様にまとめていた。大和はファミリーの一員となってトルエン売買を任され、薫は持っていた拳銃を大和に手渡す。ある時、トルエン売買の現場を不良少年に襲われた大和は…。

★「NUMANiTE」(実験映画+短編集所収) 監督:手塚眞
※沼の底に住む二人の姉妹と一人の男の愛の縺れを、手塚眞の脚本、藤井春日の撮影、橋本一子の音楽で描いた恋愛寓話。
ダニエル(田中久美子)とミランダ(宮本はるえ)の姉妹は沼の底に住んでいた。ダニエルは白痴だが神への信仰心は人一倍厚く、ミランダは明るく社交的な性格だった。そんな姉妹を愛するジョルジュ(神林茂典)は、明るい性格のミランダと付き合うようになる。しかし、ミランダと付き合えば付き合うだけダニエルに対する愛情は深まっていった。ある日、ジョルジュはとうとうダニエルに愛の告白をする。一方、愛を告白されたダニエルは思い悩み、その答えを神へ求めた。すると神は、彼の愛を受け入れるのなら妹を失い、受け入れないのなら一生三人で仲良く生きていけると囁く。彼の愛を受け入れないことにしたダニエルは、毒を飲んで自殺する。姉を失ったミランダが神へ祈ると、神はミランダとジョルジュのどちらかが命を捧げるならダニエルをこの世に戻すと言ったため…。

★「日本一短い「母」への手紙」 監督:澤井信一郎
※福井県丸岡町が町起こしのために募集した「一筆啓上」の中から受賞作品を中心にまとめた「日本一短い「母」への手紙 (一筆啓上)」を、 伊藤亮二、澤井信一郎の脚本、木村大作の撮影、坂田晃一の音楽で映画化したドラマ。
OLの真紀(裕木奈江)と大学生の弟・宏(原田龍二)は、建設会社員の父・道夫(小林稔侍)と三人で暮らしてきた。母の多恵(十朱幸代)は18年前に家族を捨てて別の男のもとへ走ったのだ。その後も父は恨み言ひとつ言わなかったが、母に対してどんな気持ちでいるのか、真紀は気になっていた。そんな折り、父が心臓発作で急死する。真紀はワープロで父の四十九日の報せを作りながら、いつしか自分の気持ちを書き込んでいた。「あの人と幸せでしょうか、お母さん。父さんは無口を通し逝きました」という僅か二行の短いフレーズに母への思いを込めて。この文章に気づいた宏は、「日本一短い「母」への手紙」コンテストに、真紀に内緒で応募した。真紀の文章は秀作に選ばれ、それをきっかけに宏は別れた母を探し始める。探し当てた多恵は、銀座でクラブのママをしていたが、宏は不思議なほど18年の空白を感じなかった。多恵と宏は水入らずの時を過ごすが、宏の様子を見に東京へやって来た真紀が、宏のアパートで多恵と鉢合わせし…。

★「につつまれて」 監督:河瀬直美
※カンヌ映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)受賞監督の河瀬直美が、生後まもなく生き別れて記憶らない父親を探しながら、自らの出自を問うプライベート・ドキュメンタリー。
25年前の肖像写真や戸籍の記録を頼りに父親の足跡を探し続け、父親の存在に近づこうとする。父の所在が明らかになるにつれ、出会うことへの畏れと、フィルムを回し続けたいと願う切実な思いが絡み合い、キャメラはさらに自身と向かい合う。そして自分にとって家族とは何なのか、という根源的な問いを繰り返すことで、自分が生きているという確かな感触を得ようとする。自らを全てさらけ出し、河瀬直美が自身の表現方法を確立した最初のエポックメイキングな作品である。

★「遥かな時代の階段を ― 私立探偵 濱マイク シリーズ第二弾」 監督:林海象
※川の利権を巡る事件に巻き込まれる私立探偵の活躍を、林海象、天願大介の脚本、長田勇市の撮影、めいなCo.の音楽で描いたシリーズ第2弾。
横浜・黄金町にある映画館の二階に私立探偵・濱マイク(永瀬正敏)の事務所はあった。最近来る依頼は、冴えないものばかりだった。そんな折、幼いマイクと茜(大嶺美香)の兄妹を捨てて姿をくらました母親・リリー(鰐淵晴子)が、ストリップ公演でこの町に戻って来たという噂を聞いたマイクは、茜に内緒で母親に会いに行く。母としての名乗りを茜にしたいと言うリリーにマイクは怒る。一方、町では川の利権を巡る抗争が勃発していた。川は警察もヤクザも手を出すことの出来ない「白い男」に仕切られており、それを侵そうとする者はその一味によって消されてしまった。そして、また犠牲者が出た。政治家を目指す神野(佐野史郎)の部下・松田(松田圭司)が死体ちなって川に浮かんだのである。犯人が分かっていながら証拠が掴めない伊勢佐木署の中山(麿赤児)は、マイクを威して白い男とつながりのあると見られるスナックのママ・幸子(白川和子)を見張らせる。だが、マイクによって白い男とのつながりが露見した彼女は、溺死に偽装され殺される。そして、マイクも命を狙われるが…。

★「武闘派刑事2 HEART CRASH」 監督:高瀬将嗣
※謎の国際テロリストと武闘派刑事の対決を、北芝健の原作、高瀬将嗣の脚本、佐藤徹の撮影、木村昇の音楽で描いたコメディ・アクション第2弾。
刑事の犬宮(寺脇康文)は上京した姪のカオル(佐藤藍子)の誕生日を祝うため、銀座の居酒屋にいたが、そこで大学柔道部の連中と一悶着を起こす。ケンカには勝つが、それに巻き込まれた留学生のサルーテ(松永博史)が、翌日犬宮を慕って警察へやって来た。金子刑事(出光元)の紹介で喫茶店で仕事を始めたサルーテは、カオルを始め銀座のOLたちの人気者となり店は繁盛したため、店長も大喜びだった。一方、犬宮たちは数寄屋橋で人権活動家の死体を発見し、調査を始める。そんな折、犬宮の前に礼子(野村真美)という美女が現れる。彼女は和剛寺(宍戸錠)の昔の友人の娘で、射撃の名手だった。礼子にべた惚れの犬宮は、彼女が昔、サルーテの故郷・ヴァンダル王国にいたと知り、サルーテのバイト先を教える。だが、サルーテが実はヴァンダル王国の王子だということが判明するが、銀座近辺での殺人事件も、サルーテを狙った国際テロリストの仕業だった。そんな時、カオルをテロリストに誘拐され、犬宮はサルーテに化けた待田刑事(山西道広)とともに、彼らのアジトへ人質交換のために乗り込むが…。

★「無頼平野-昭和侠客外伝-」 監督:石井輝男
※しい踊り子を助ける為にヤクザ組織に一人立ち向かう男を描いたつげ忠男の漫画「無頼平野」を、石井輝男の脚色、石井浩一の撮影、鏑木創の音楽で映画化した任侠アクション。
忠男(佐野史郎)と尾瀬(金山一彦)は、血液銀行とは名ばかりの胎盤から血を絞り出す仕事をしていた。忠男は、カジノ座の踊り子・ナミ(岡田奈々)に憧れていたが所詮は高根の花で、見知らぬ人に葉書を出すという孤独な遊びにふけっていた。一方、ヤクザ組織・黒竜会のボス梶山(南原宏治)もナミを狙っていて、ナミに色々と嫌がらせをしていた。そんなナミを、黒竜会に立ち向かって助けたのが無頼漢のサブ(加勢大周)だった。しかし、サブが無頼漢であるため、ナミは彼の好意を避けた。サブと尾瀬は幼な友達で、お互い貧しい少年時代を送った。少年時代のサブは祖父の陰湿なイジメに耐えかねて家出した。その時に、黒竜会と対決する無頼漢リュウ(吉田輝雄)と出会うが、その出会いは強烈な記憶としてサブの脳裏に深く刻み込まれた。ある夜、黒竜会のチンピラとのケンカで、尾瀬が腹を刺されて死んだ。尾瀬の骨を拾った夜、サブはリュウと偶然再会する。リュウは娘・ナミを一目見ようとこの街に戻ってきたのだった…。
> YouTubeの映画『石井輝男映画魂』予告編

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この記事へのコメント

  • 村石太マン
  • 2011年03月27日 10:16
  • 無頼平野 昭和任客外伝 岡田奈々さん 懐かしく 思います。この映画 見たいですね動画で 青春の坂道を 聞いています。
    映画同好会(名前検討中

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