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1960年代

1969年の映画(DVD)

1969年
アカデミー賞
★作品賞:真夜中のカーボーイ 監督:ジョン・シュレジンジャー
※ジョー・バック(ジョン・ヴォイト)は、カウボーイのいでたちでテキサスからニューヨークに出て来た。彼は自分の肉体と美貌を武器に、孤独なニューヨークの夫人達を慰め、そして富と栄光を得ようと考えていた。しかし、現実は思うようにいかず、孤独感に襲われていく。そんな時、彼は足の不自由なペテン師ラッツオ(ダスティン・ホフマン)と知り合った。まんまとラッツオにだまされたジョーは、必死に彼を探し歩いた。しかし、無一文で酒場にいた彼を見て、ジョーは何も言えなかった。逆に、ホテルを追い出されたジョーは、ラッツオの部屋に同居する事になる。しかしそれは、とり壊し寸前のビルの、廃屋のような一室であった。そこでラッツオはフロリダ行きの夢を語る。必死に、泥沼をはい上がろうと2人は力を合わせたが…。また、アメリカ初のX指定(成人向け)映画となった。
★監督賞:ジョン・シュレジンジャー「真夜中のカーボーイ」
※ジョン・シュレシンジャーは、1926年2月16日ロンドン生まれ。2003年7月24日に亡くなる。他の作品は、ダスティン・ホフマン主演「マラソン マン」 、ティモシー・ハットン主演の実話サスペンス「コードネームはファルコン」、マイケル・キートン、メラニー・グリフィス出演のサイコホラー「パシフィック ハイツ」、ベン・キングスレー主演の実話猟奇殺人事件「スウィーニー・トッド」、マドンナ主演「2番目に幸せなこと」などがある。
★主演男優賞:ジョン・ウェイン勇気ある追跡
※「勇気ある追跡」は、ヘンリー・ハサウェイ監督作。片目の保安官ルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン)と若きテキサス・レンジャーのラ・ボーフ(グレン・キャンベル)は、父親のかたきを討とうとする14歳の娘マティ(キム・ダービー)の旅に同行することになり、犯人トム(ロバート・デュヴァル)を追う。ジョン・ウェインの晩年の当たり役。
★主演女優賞:マギー・スミス「ミス・ブロディの青春」
※マギー・スミスは、1934年12月28日イギリス生まれ。イギリスでは映画は元より舞台やTVにも意欲的に活動している。オックスフォード大学演劇科で学び、1956年に映画デビュー。イギリス王室よりデイムに叙勲されている名優。
★助演男優賞:ギグ・ヤングひとりぼっちの青春
※「ひとりぼっちの青春」はシドニー・ポラック監督作。大恐慌真っただ中の1932年。1500ドルの賞金を得る過酷なダンスレース「マラソンダンス」が始まろうとしていた。ハリウッドにやってきたロバート(sマイケル・サラザン)は、たまたまパートナーが出場できなくなったグロリア(ジェーン・フォンダ)と出会い、誘われるままに出場する。ギグ・ヤングはプロモーター役を演じた。
★助演女優賞:ゴールディ・ホーンサボテンの花
※「サボテンの花」ジーン・サックス監督作。妻子持ちと偽ってプレイボーイ振りを発揮している独身医師ジュリアン(ウォルター・マッソー)。ある日、若い恋人トニー(ゴールディ・ホーン)が自殺未遂したことから、急遽かたぶつの受付嬢兼看護士ステファニー(イングリット・バーグマン)を妻に仕立てて、危機を打開しようとする。ゴールディ・ホーンの愛らしいコメディエンヌぶりが魅力的だ。

ベネチア映画祭
※公式受賞作品の選出なし

カンヌ映画祭
★パルムドール:ifもしも・・・(リンゼイ・アンダーソン
※リンゼイ・アンダーソンは、1923年4月17日、父親がイギリス陸軍に所属していた関係でインドのバンガロールで生まれた。オックスフォード大学で学び、ドキュメンタリー映画の製作を経て、1963年に初の長編映画を製作。1994年8月30日に亡くなっている。
他に、「孤独の報酬」、「オー!ラッキーマン」、「怒りを込めて振り返れ」、「ブリタニア・ホスピタル」、「
八月の鯨」。「逆転無罪」がある。
★監督賞:
グラウベル・ローシャ「アントニオ・ダス・モルテス」
ボイチェク・ヤスニ「すべての善良な市民たち」
★主演男優賞:ジャン・ルイ・トランティニアン「Z」
★主演女優賞:バネッサ・レッドグレーブ「裸足のイサドラ」
★審査員特別賞:ADALEN31(スエーデン)
★国際批評家賞:アンドレイ・ルブリョフ 監督:アンドレイ・タルコフスキー
※製作は1966年。タルコフスキーの長編2作目。15世紀にロシアが生んだ不世出のイコン(聖像画)画家アンドレイ・ルブリョフを描いた映画。ソ連当局により上映中止になったが、フランスの業者によってカンヌ映画祭に出品された。

★この年の主要な作品
イージー・ライダー 監督:デニス・ホッパー
※ピーター・フォンダ製作。キャプテン・アメリカ(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)は、大型オートバイを駆って旅に出た。途中、ラスベガスの留置場で酔っ払いの弁護士ジョージ(ジャック・ニコルソン)と知りあい、3人は、ニューオーリンズを目指す。ステッペンウルフ、ザ・バンド、ジミ・ヘンドリックスなど、初めてロック音楽だけで映画音楽を構成した、画期的な作品である。アメリカン・ニューシネマの最高峰といわれる。
明日に向かって撃て! 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
※1890年代のアメリカ西部。2人組の銀行強盗、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)は、盗人仲間の誘いにのって、列車強盗を試み、大金を得た。この後ブッチは、鉱山資源の豊富なボリビアへ行って荒稼ぎしようと、サンダンスを誘う。そして、スペイン語のできるサンダンスのガール・フレンド、女教師のエッタ(キャサリン・ロス)も交えて、彼らはボリビアへ向かう。2人は実在の銀行強盗。主題歌はB.J.トーマスの「雨に濡れても」(明日に向かって撃て! ― オリジナル・サウンドトラック所収)も大ヒットした。アカデミー主題歌賞も獲得。
ワイルドバンチ 監督:サム・ペキンパー
※1913年、テキサスとの国境の町。パイク(ウィリアム・ホールデン)をリーダーに、ダッチ(アーネスト・ボーグナイン)ら5人組は鉄道の駅で強盗を働く。ところが、鉄道会社が雇った仮釈放中のソーントン(ロバート・ライアン)をリーダーとする3人の腕ききガンマンたちに逆襲されて大混乱。パイクたちが再び集まったのは老ガンマンのサイクス(エドモンド・オブライエン)の牧場だった。そしてサイクスも仲間に割り込み、再び旅が始まった。とにかく、登場するのは、とんでもない悪党ばかりで、「血の舞踏」とよばれたスローモーションのアクション・シーンが有名。
ウエスタン 監督:セルジオ・レオーネ
※ハーモニカを持つ「その男」(チャールズ・ブロンソン)が荒野の駅に降り立ち、3人のならず者を射殺した。その頃、婚約者ジルを待つ農場主マクベイン(フランク・ウルフ)が、殺し屋フランク(ヘンリー・フォンダ)一味に殺され、その罪は混血児シャイアン(ジェイスン・ロバーツ)になすりつけられる。一味はさらに、到着早々にして新妻から未亡人となり、マクベインの財産を引き継いだジル(クラウディア・カルディナーレ)の命をも狙うが、そのたびに「その男」に邪魔される。セルジオ・レオーネがアメリカで監督した西部劇。音楽はエンニオ・モリコーネ。
ハロー・ドーリー! 監督:ジーン・ケリー
※ジェリー・ハーマン作詞作曲の大ヒットミュージカルの映画化。世話好きの未亡人ドーリー(バーブラ・ストライサンド)は金持ちだが口やかましい男やもめホレス(ウォルター・マッソー)と帽子屋アイリーン(マリアン・マクアンドリュー)の仲を取り持とうと奔走するが、そのうちドーリー自身も彼を好きになってしまい、ついには自分を売り込んでしまう。ルイ・アームストロングが出演し、華を添えている。


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